セラピストにむけた情報発信


 学会報告2:国際姿勢・歩行学会(ISPGR)


2007年9月27日

2007年7月に,アメリカ・バーモント州にて開催されたInternational Society for Posture and Gait Research (通称ISPGR)の第18回国際会議に参加してきました.この組織は雑誌Gait and Postureの編集をおこなっている組織であり,セラピストの方々にとって関連のある情報を数多く発信しています.

この学会はもともと姿勢制御の問題を主として扱ってきた経緯があるようです.今回の学会における発表数も,姿勢制御が6-7割,歩行が3-4割でした.この学会では,歩行や姿勢制御研究における第一線の研究者たちが一堂に会するほか,研究者としても優れた理学療法士が世界中から訪れるため,私にとっては非常に重要な学会と位置づけています.

日本から参加されるセラピストの数は決して多くありませんが,認知運動療法等で超人的な活躍をされている森岡周先生(畿央大学)も会員になっているなど,研究能力に優れた日本人セラピストの方々と知り合う機会を提供してくれております.

ISPGRは2年に1回の開催です.2009年はイタリアのボローニャ,
2011年は日本の秋田での開催が決まっています.何かの機会に,ISPGRのホームページをご覧になってはいかがでしょうか.

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